第553回ロト7当選番号

レビュー

さて、第553回ロト7の抽選結果が出たな。本数字は「02、06、13、15、16、20、33」、ボーナス数字が「09、28」。そして注目の1等は残念ながら「該当なし」。これにより約3億5千万円もの大金が次回へキャリーオーバーとなった。これは我々宝くじファンにとっては、むしろビッグチャンス到来の狼煙だ。最高12億円の夢が、また現実味を帯びてきたということだ。気を落とす暇はない。この結果を骨の髄までしゃぶり尽くし、次なる一攫千金への糧とするぞ。

まずは今回の数字の顔ぶれから見ていこう。奇数が「13、15、33」の3つ、偶数が「02、06、16、20」の4つ。これは「奇数3：偶数4」という、ロト7では王道とも言えるバランスの取れた組み合わせだ。多くの人が狙うパターンであり、それゆえに高額当せんを独り占めしにくいとも言える。しかし、今回は1等が出なかった。そのカギは「数字の合計値」にある。7つの本数字をすべて足すと「105」。ロト7の合計数字の平均がだいたい133あたりだから、今回はかなり「低い数字」に偏った結果となった。こういうセオリーから少し外れた組み合わせが、1等を阻んだ要因の一つだろう。高額当せんを狙うなら、誰もが選びがちな「真ん中あたりの合計値」だけでなく、今回のような「低い合計値」や、逆に「高い合計値」をあえて狙う「逆張り」が有効な時もある。今回はその典型的な例だったな。

次に個別の数字の流れを読む。これが一番重要だ。
まず注目すべきは「引っ張り数字」の存在だ。前回（第552回）に出た「16」と「33」が、今回も連続で本数字として出現した。ロトの流れを読む上で「引っ張り」は基本中の基本。前回出た数字を1つか2つ、自分の予想に組み込むのはもはや鉄則だ。今回この2つを選べていたかどうかで、当せんへの道が大きく開けたはずだ。
そして「13」。この数字は過去20回でボーナス含め7回も出現している超ホットな数字だ。3回ぶりに出現したが、もはや「13」はいつ来てもおかしくない軸数字と見ていいだろう。
一方で「02」は10回ぶり、「06」は12回ぶりの出現。しばらく鳴りを潜めていた「ご無沙汰数字」の復活だ。常に頻出数字ばかりを追うのではなく、こうした休眠期間の長い数字が目を覚ますタイミングを狙うのも、高額当せんへの重要な戦略だ。

セット球についても触れておこう。今回は「Hセット球」が使われた。このHセット、実はなかなかのクセ者だ。過去のデータを見ると、第542回でも使われているが、その時の本数字は「02, 09, 26, 31, 33, 35, 36」。今回の本数字「02, 33」とボーナス「09」が見事に共通している。セット球にはそれぞれ相性の良い「得意な数字」が存在するという私の持論が、またしても証明された形だ。この「セット球と数字の相性」というオカルトめいた法則こそ、統計データだけでは見えてこない勝利への近道なのだ。

さて、お待ちかね、次回の予測だ。
まず、キャリーオーバー発生中ということを忘れてはならない。こういう時は「荒れる」展開が期待できる。セオリー通りの買い方だけでなく、少し冒険した組み合わせが巨万の富を生む可能性がある。
具体的には、今回「低い合計値」だった反動で、次回は「高い合計値」を狙いたい。20番台後半から30番台の数字を多めに組み込むと面白いだろう。
「引っ張り数字」としては、今回出現した数字から、勢いのある「13」や連続出現中の「16」「33」あたりを1つは入れておきたい。
そして、最も注目すべきは「ご無沙汰数字」だ。過去20回以上出現していない「21」や「31」あたりは、いつ爆発してもおかしくない。特に「31」は年末という時期も相まって、何か大きなことを起こしそうな気配がプンプンする。
最後に次回のセット球だが、最近のローテーションを見ると、次は「Eセット球」が来ると私は読んでいる。Eセットは過去に高額当せんを連発した「伝説のセット球」だ。キャリーオーバーという最高の舞台が整った今、このEセットが再びドラマを演出してくれるに違いない。
運命は待っているだけでは微笑まない。自らの手で流れを読み、掴み取るものだ。今回のレビューを参考に、ぜひとも次回の12億円をその手にしてくれ。幸運を祈る！