第652回ロト7当選番号

レビュー

1.抽選結果の全体分析

今回の第652回ロト7、皆さんの結果はいかがでしたか？まずは抽選結果を一緒に振り返ってみましょう。今回の本数字は「01, 16, 21, 26, 27, 30, 35」でした。この数字の組み合わせを、いくつかの視点から見ていきたいと思います。

まず、数字のバランスについてです。奇数は「01, 21, 27, 35」の4つ、偶数は「16, 26, 30」の3つでした。奇数4つ、偶数3つという組み合わせは、ロト7では比較的よく見られるバランスの取れたパターンですね。数字を選ぶ際に、奇数と偶数のバランスを考えるのは、組み合わせを絞り込むための基本的な戦略の一つと言えるでしょう。

次に、本数字7つの合計値を見てみましょう。全部足すと「156」になります。ロト7の数字（1から37）の真ん中は19なので、単純に計算すると合計値の平均は約133になります。今回の156という数字は、平均よりも少し高めでしたね。これは、20番台と30番台の数字が合計で4つも選ばれていることが影響しているようです。数字の大小のバランスも、当選確率を上げるための大切な要素の一つです。

そして、今回の抽選で使われたセット球は「Jセット」でした。事前に公表されていた期待度データでは、Jセットは17.5%で堂々の1位でした。これは興味深い結果ですね。セット球の傾向を追いかけることが、いかに有効なアプローチであるかを示しているのかもしれません。

残念ながら、今回は1等の当選者が現れませんでした。その結果、約4億円もの大金が次回に繰り越されることになりました。なぜ1等が出なかったのか、その理由を考えてみると、数字の組み合わせの妙が見えてきます。例えば、「26」と「27」という連続数字が含まれている一方で、「01」と「35」のように数字が大きく離れています。また、「01, 21」や「16, 26」のように、末尾が同じ数字のペアが2組も含まれているのも特徴的です。こうした少し変わったパターンが重なったことで、多くの人が選ぶであろう「きれいな」組み合わせから外れてしまい、結果的に誰も的中できなかったのかもしれません。宝くじは、多くの人が選ばない「最適な組み合わせ」を見つけ出すゲームとも言えますから、非常に興味深い結果だったと思います。

2.個別の本数字の分析

それでは、今回選ばれた7つの本数字が、過去のデータの中でどのような位置づけにあるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。数字にはそれぞれ「流れ」や「個性」のようなものがあるんですよ。

まず「01」ですが、これは過去100回で何度も顔を出している人気の数字です。第650回に出てから、1回お休みしての再登場となりました。特に第641回から644回にかけて4回連続で出たこともあるほど、勢いに乗りやすい数字と言えるかもしれません。

「16」は、第645回以来、7回ぶりの登場です。しばらくお休みしていた数字がひょっこり顔を出す、というのもよくあるパターンですね。こういう少しご無沙汰な数字をどう拾っていくかが、腕の見せ所です。

「21」は、第650回のボーナス数字でした。ボーナス数字が次やその数回後に本数字として選ばれる「昇格」パターンは、注目すべき傾向の一つです。ボーナス数字も、本数字と同じくらい大切に見ていく必要がありますね。

そして「26」と「35」は、今回の結果を象徴する数字と言えるでしょう。「26」は前回からの連続出現、いわゆる「引っ張り数字」です。そして「35」は、なんと第650回、第651回に続いての3回連続の出現となりました。これだけ強い流れを持つ数字はなかなかありません。多くの人が「もう出ないだろう」と考える裏で、強い流れは継続することがある、という良い例ですね。

一方で、「27」は第643回以来の9回ぶり、「30」は第639回以来の13回ぶりと、かなり久しぶりの登場でした。特に「30」は、しばらくお休みしていた「眠れる獅子」が目を覚ましたような出現です。このように、強い流れに乗っている数字（引っ張り数字）と、長い間出ていなかった数字をどう組み合わせていくか。これが、数字選びの難しさであり、面白さでもあります。

今回の数字の組み合わせを改めて見ると、「26, 27」という連続数字、「01, 21」「16, 26」という末尾同数字、そして「26, 35」という引っ張り数字と、様々な特徴が詰め込まれています。これらの要素をすべて予測するのは至難の業ですが、過去のデータを分析することで、「次は連続数字が出やすいかも」「そろそろあの数字が来る頃かな」といったヒントを見つけることはできるはずです。

3.次回の予想やアドバイス

さて、今回の結果を踏まえて、次回の第653回に向けた戦略を一緒に考えていきましょう。なんといっても、次回は約4億円のキャリーオーバーが発生していますから、いつも以上に気合が入りますね。1等が出れば、最高8億円のチャンスです。

まずは、抽選の鍵を握るセット球から見ていきましょう。次回の期待度データを見ると、1位は「Cセット」(13.5%)、2位は「Aセット」(13.1%)、3位は「Fセット」(12.0%)となっています。この上位3つのセットで全体の約38%を占めており、過去の傾向からも、この中のどれかが使われる可能性はかなり高いと考えられます。もし、どのセット球に注目するか迷ったら、まずはこの3つに絞って対策を練るのが効率的なアプローチかもしれません。

それぞれのセット球には、なんとなく数字の出方にクセがあるように感じられます。
例えば「Cセット」が使われた過去の抽選を見ると、比較的小さな数字や10番台が固まって出やすい印象があります。もし次回Cセットが来ると読むなら、数字を前半に少し多めに配分してみるのも面白いかもしれません。
「Aセット」は、どちらかというとバランス型で、奇数・偶数や大小の数字がまんべんなく散らばる傾向があるように見えます。王道のバランスを狙うならAセットを想定した組み合わせが良いでしょう。
「Fセット」は、逆に30番台などの大きな数字が強い印象があります。高めの合計値を狙う戦略なら、Fセットを意識してみると良い結果に繋がるかもしれません。

次に、具体的な数字選びのアドバイスです。いくつか戦略の選択肢がありますので、ご自身の好みに合わせて使い分けてみてください。

一つ目は、「流れに乗る」戦略です。今回、3回連続で出現した「35」が、前人未到の4回連続となるか。また、2回連続の「26」が3回連続となるか。この強い流れを信じて、あえてこれらの数字を買い目に入れてみるのは、非常に力強い戦略です。

二つ目は、その逆で「お休みした数字を狙う」戦略です。今回で言えば「30」のように、しばらく出ていない数字が選ばれるパターンです。過去100回のデータを見ると、例えば「11」や「25」、「31」あたりが少しご無沙汰になっています。こうした「そろそろ出そうだな」と感じる数字をいくつかピックアップしておくのも良い方法です。

三つ目は、「関係性から選ぶ」戦略です。今回は「26, 27」という連続数字が出ました。次も連続数字が1組くらいは入るかもしれない、と考えてみる。あるいは、今回のボーナス数字「06」と「37」が、次回は本数字に昇格するかもしれない、と読んでみる。こうした数字同士の関係性をヒントにするのも、楽しい選び方ですね。

大切なのは、これらの戦略を上手に組み合わせることです。例えば、「流れに乗る数字を2つ、ご無沙汰な数字を2つ、バランスを取るための数字を3つ」というように、自分なりのルール、つまり「最適化モデル」を作ってみるのです。そうすることで、ただ闇雲に選ぶよりも、ずっと納得感のある数字選びができるはずです。

約4億円のキャリーオーバーは大きな魅力ですが、どうか楽しむ気持ちを忘れずに。このレビューが、皆さんの次回の数字選びのヒントになれば、とても嬉しいです。幸運を祈っています。