本数字 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
11 | 13 | 14 | 18 | 19 | 23 | 31 |
ボーナス数字1 | ボーナス数字2 | |||||
07 | 27 | |||||
セット球 | ||||||
I | ||||||
1等 | 該当なし | 該当なし | ||||
2等 | 12口 | 7,195,900円 | ||||
3等 | 135口 | 895,400円 | ||||
4等 | 7,859口 | 9,000円 | ||||
5等 | 120,892口 | 1,400円 | ||||
6等 | 228,683口 | 900円 | ||||
キャリーオーバー | 2,708,086,840円 | |||||
販売実績額 | 2,616,813,300円 |
レビュー
第576回ロト7の抽選結果を統計的観点からレビューします。今回の結果は、次回以降の数字選択戦略を練る上で非常に興味深いデータを提供してくれました。
まず、抽選結果の全体像から分析します。本数字は「11, 13, 14, 18, 19, 23, 31」でした。奇数が5個、偶数が2個という構成で、奇数に偏った結果となりました。奇数(19個)と偶数(18個)の母集団から7個の数字を選ぶ場合、最も出現確率が高い組み合わせは奇数4・偶数3、または奇数3・偶数4です。今回の奇数5・偶数2という構成の出現確率は約17.3%であり、決して極端に珍しいわけではありませんが、最も出現しやすいパターンから外れていたことが、1等当せん者が出なかった一因と考えられます。本数字7個の合計は「129」でした。これは、全37個の数字から7個を選んだ場合の合計値の期待値(理論中心値)である133に非常に近く、合計値の観点からはバランスの取れた組み合わせであったと言えます。にもかかわらず1等が出ず、キャリーオーバーが約27億円に膨れ上がったことは、数字の並び自体に特徴があったことを示唆しています。
次に、個別の本数字の出現傾向を深掘りします。今回の結果で最も注目すべきは、数字の出現間隔と頻度です。特に「18」は前回(第575回)からの連続出現(引っ張り数字)であり、これで過去20回の抽選において本数字として9回も出現したことになります。これは驚異的な頻度であり、単純な確率論では説明がつきにくい偏りです。無作為性を検定するカイ二乗検定を長期的なデータに適用すれば、特定の数字に偏りがないという帰無仮説が棄却される可能性も否定できません。現時点では短期的な偏りと見るべきですが、この「ホットナンバー」の追跡は有効な戦略となり得ます。同様に「13」も過去20回で5回、「19」は6回出現しており、頻出傾向が見られます。また、今回は「13, 14」と「18, 19」という連続した数字のペアが2組も含まれており、これも比較的出現頻度の低いパターンです。一方で、長期間出現していない「コールドナンバー」は、本数字としては「10, 21, 24, 32, 36」が過去20回以上出現していません。大数の法則によれば、試行回数を増やせば各数字の出現確率は理論値に収束していくため、これらのご無沙汰数字を狙うのも一つの戦略です。
セット球の傾向分析も重要です。今回使用されたのは「Iセット球」でした。このIセット球は、過去20回では第567回と第559回でも使用されています。興味深いことに、この3回のIセット球使用時すべてで「18」が出現しています。これは偶然とは考えにくく、特定のセット球と特定の数字の間に何らかの物理的な相関(球の重量や摩耗の偏りなど)が存在する可能性を示唆しています。統計的に有意な関係性を断定するにはさらなるデータ蓄積が必要ですが、「Iセット球が選択された際は18をマークする」という経験則は、現時点では有効かもしれません。
以上の分析を踏まえ、今後の予測とアドバイスを提示します。まず、次回のセット球ですが、過去20回の使用頻度を見ると、Fセット球が11回前を最後に使用されておらず、出現間隔が最も空いています。確率的に均等に使用されると仮定すれば、次回はFセット球が選択される可能性が考えられます。数字選びにおいては、まず巨大なキャリーオーバーの存在を意識すべきです。売上が増加し、多くの人が参加することで、誕生日や記念日などに関連する人気の数字の組み合わせで当せんした場合、当せん口数が増加し1口あたりの金額が大幅に減少するリスクがあります。統計的には、ホットナンバーである「18」「13」「19」を軸に据えつつ、コールドナンバーである「10, 21, 24, 32, 36」の中からいくつかを選ぶというハイブリッド戦略が考えられます。また、組み合わせの基本として、奇数と偶数のバランス(4:3 or 3:4)、合計値が期待値133に近い範囲(例:120~150)を意識することで、闇雲に選ぶよりも統計的に優位な選択ができるでしょう。最終的な当せんは運に左右されますが、データに基づいた戦略的なアプローチが、その確率をわずかでも高める一助となるはずです。
分析結果
7数字の合計 | 129 |
---|---|
奇数の数 | 5 |
偶数の数 | 2 |
個別分析
本数字(抽選順) | 18 | 31 | 13 | 23 | 11 | 19 | 14 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6分割グループ | C | F | C | D | B | D | C |
9分割グループ | E | H | D | F | C | E | D |
総出現回数(本数字のみ) | 109 | 114 | 128 | 104 | 112 | 103 | 109 |
総出現回数(ボ数字のみ) | 30 | 29 | 27 | 35 | 31 | 33 | 37 |
トータル出現率 [平均何回に1回出ているか] |
5.3 | 5.1 | 4.5 | 5.5 | 5.1 | 5.6 | 5.3 |
過去50回の出現回数 (本数字のみ) |
18 | 4 | 14 | 7 | 12 | 13 | 10 |
短期出現率 [平均何回に1回出ているか] |
2.8 | 12.5 | 3.6 | 7.1 | 4.2 | 3.8 | 5.0 |
何回前に出たか | 1 | 3 | 2 | 2 | 3 | 3 | 13 |
類似の結果
回 | 本数字 | ボ数字 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第573回 | 11 | 12 | 18 | 19 | 23 | 26 | 31 | 15 | 25 |
第547回 | 04 | 11 | 14 | 18 | 23 | 25 | 29 | 17 | 32 |
第543回 | 02 | 11 | 13 | 18 | 23 | 24 | 36 | 17 | 26 |
第525回 | 11 | 14 | 17 | 18 | 21 | 25 | 31 | 01 | 27 |
第479回 | 08 | 11 | 13 | 18 | 24 | 30 | 31 | 21 | 23 |
第376回 | 06 | 11 | 14 | 17 | 23 | 31 | 37 | 10 | 15 |
第375回 | 13 | 15 | 18 | 19 | 23 | 27 | 32 | 34 | 35 |
第346回 | 11 | 16 | 18 | 23 | 30 | 31 | 35 | 03 | 27 |
第283回 | 13 | 14 | 15 | 17 | 23 | 29 | 31 | 10 | 19 |
第279回 | 07 | 11 | 15 | 17 | 19 | 23 | 31 | 09 | 37 |
第254回 | 01 | 12 | 14 | 18 | 23 | 24 | 31 | 07 | 26 |
第174回 | 10 | 13 | 14 | 15 | 23 | 31 | 32 | 04 | 29 |
第72回 | 11 | 12 | 18 | 19 | 20 | 31 | 32 | 09 | 21 |
第26回 | 11 | 13 | 16 | 18 | 26 | 31 | 36 | 21 | 27 |
第3回 | 02 | 07 | 08 | 11 | 14 | 23 | 31 | 05 | 15 |