第638回ロト7当選番号

第638回()LOTO6抽選結果
本数字
01 06 18 19 35 36 37
ボーナス数字1 ボーナス数字2
11 24
セット球
I
1等 1口 898,476,500円
2等 2口 29,043,000円
3等 114口 586,900円
4等 5,562口 7,200円
5等 85,604口 1,500円
6等 162,053口 1,000円
キャリーオーバー 0円
販売実績額 2,108,462,400円

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レビュー

1.抽選結果の全体分析

第638回のロト7は、本数字が「01 06 18 19 35 36 37」、ボーナス数字が「11 24」という結果になりました。まずは、この数字の組み合わせがどんな特徴を持っていたのか、一緒に見ていきましょう。

数字のバランスを見ると、奇数が「01, 19, 35, 37」の4つ、偶数が「06, 18, 36」の3つと、奇数と偶数の割合は4:3でした。これはロト7で最も出現しやすいと言われているバランスの取れた組み合わせの一つですね。次に、7つの本数字をすべて足した合計値は「152」でした。ロト7の合計値の平均は大体133あたりなので、今回は平均よりも少し高めの数字に偏った結果と言えます。これは、30番台の大きな数字が「35, 36, 37」と3つも入っていたことが大きな理由でしょう。

そして、今回の抽選で使われたのは「I」セット球でした。Iセット球は過去の傾向を見ると、特定の数字に偏るというよりは、比較的バランスよく数字が出ることが多い印象ですが、今回は後ほど詳しくお話しする「連続数字」が大きな特徴となりました。

何より注目すべきは、1等当選が1口出て、賞金額が8億9847万6500円という超高額になった点です。これは、前回から約4億円のキャリーオーバーがあったため、今回の売上と合わさって大きな金額に膨らんだわけですね。この当選金がたった1口に渡ったということは、この数字の組み合わせを選んだ人が、日本中でたった一人だったということです。なぜこの組み合わせが選ばれにくかったのか、その理由は個別の数字を見ていくと、よりはっきりと分かってくるかもしれません。この当選でキャリーオーバーは0円になりましたので、次回はまた新たな気持ちで挑戦できますね。

2.個別の本数字の分析

それでは、なぜこの7つの数字が選ばれたのか、もう少し深く掘り下げてみましょう。数字の出現には色々なパターンがありますが、今回は特に「数字同士の関係性」が面白い結果となりました。

まず、それぞれの数字が前回いつ出たかを見てみましょう。
「01」は、なんと前回の第637回から連続して出現した「引っ張り数字」でした。流れを読んで前回出た数字を一つ入れる、という戦略がうまくはまった形です。
「06」と「35」は、どちらも7回ぶりの出現でした。少し間が空きましたが、そろそろ出てもおかしくない頃合いだったかもしれません。
「18」と「36」は、4回ぶりの出現。これは比較的短い間隔での再登場ですね。
「37」は6回ぶりと、こちらも標準的な間隔です。
そして「19」は13回ぶりの登場で、少しご無沙汰だった数字です。忘れた頃にやってくる数字をうまく拾えたかどうかが、一つのポイントだったと言えそうです。

今回の抽選結果を読み解く上で最も重要なキーワードは、間違いなく「連続数字」です。「18, 19」という2つの連続数字、そして「35, 36, 37」という3つの連続数字。7つの本数字のうち、実に5つが連続した数字で構成されているのです。これは非常に珍しいパターンです。

私たちオペレーションズ・リサーチの専門家は、物事を「どうすれば最も効率よく目的を達成できるか」という視点で見ます。宝くじの数字選びも、一種の「意思決定問題」と捉えることができます。多くの人は、数字がばらけている方が当たりやすいと考え、リスクを分散させるように数字を選びます。しかし、今回の当選者は、あえて「連続数字」という特定のパターンに絞って数字を選ぶ「集中戦略」を取ったのかもしれません。その結果、他の誰も選ばなかった「唯一の最適解」にたどり着き、高額賞金を独り占めできた、と考えることができます。引っ張り数字、ご無沙汰数字、そして複数の連続数字。これらを組み合わせた、非常に巧みな戦略だったと言えるのではないでしょうか。

3.次回の予想やアドバイス

さて、今回の興味深い結果を踏まえて、次回の第639回に向けて、どのような戦略で数字を選んでいけば良いか、一緒に考えていきましょう。完璧な予測は不可能ですが、より良い選択をするためのヒントはいくつかあります。

まず、注目したいのは「セット球」です。提供されているデータによると、次回の抽選で使われる可能性が高いのは、1位が「H球」(19.8%)、2位が「E球」(16.1%)、3位が「C球」(11.7%)となっています。この上位3つの球から選ばれる確率は非常に高いとされていますので、どの球が使われるかを想定して数字を選ぶのは、とても有効な戦略です。
H球は過去のデータを見ると、特定の範囲に偏らず、バランスよく数字が出やすい傾向があります。E球もバランス型ですが、時々30番台の大きな数字が出やすいかもしれません。C球は、1桁台や10番台といった比較的小さな数字が元気な印象があります。どの球の流れに乗るか、考えてみるのも楽しいですよ。

次に、具体的な数字の選び方ですが、いくつかアプローチが考えられます。
一つは「反動を狙う戦略」です。今回は30番台が3つ、連続数字が5つと、かなり偏った結果でした。その反動で、次回は数字が全体に散らばり、特に10番台や20番台が中心になる、と考えるアプローチです。連続数字も今回はお休みして、1組も出ないか、出ても1組だけ、と考えるのがこの戦略です。安定した組み合わせを狙いたい方におすすめです。

もう一つは「流れに乗る戦略」です。今回、30番台の強い流れが来たので、この流れがまだ続くと考え、次回も「35, 36, 37」のどれか一つをあえて入れてみる、という考え方です。また、前回からの引っ張り数字「01」が出たように、今回出た本数字やボーナス数字(01, 06, 11, 18, 19, 24, 35, 36, 37)の中から一つ、次の抽選でも選んでみるのも面白いでしょう。特にボーナス数字の「11」や「24」は、次回本数字に昇格する可能性を秘めています。

最後に「ご無沙汰数字を狙う戦略」です。しばらく出ていない数字は、そろそろ出る確率が高まっていると考えることができます。過去のデータを少し見てみると、「13」や「25」といった数字は、しばらく本数字として顔を出していません。こうした、みんなが忘れかけている「穴場の数字」をそっと加えることで、もし当たった時に他の人と被りにくくなり、高額当選に繋がるかもしれません。

大切なのは、これらの戦略を上手に組み合わせることです。例えば、「安定しそうな10番台から3つ、流れに乗って今回のボーナスから1つ、穴場のご無沙汰数字を1つ、そして好きな数字を2つ」というように、自分だけの「数字選びのポートフォリオ」を組んでみてはいかがでしょうか。そうすることで、宝くじが単なる運試しではなく、自分なりの作戦を立てて楽しむ知的なゲームになります。キャリーオーバーはありませんが、それでも夢のある金額です。ぜひ、あなただけの戦略で、次回の幸運を掴み取ってくださいね。

分析結果

7数字の合計 152
奇数の数 4
偶数の数 3

個別分析

本数字(抽選順) 37 18 19 06 36 35 01
6分割グループ F C D A F F A
9分割グループ I E E B I I A
総出現回数(本数字のみ) 107 122 114 116 130 125 117
総出現回数(ボ数字のみ) 37 32 38 36 32 31 43
トータル出現率
[平均何回に1回出ているか]
6.0 5.2 5.6 5.5 4.9 5.1 5.5
過去50回の出現回数
(本数字のみ)
8 11 8 7 12 8 12
短期出現率
[平均何回に1回出ているか]
6.3 4.5 6.3 7.1 4.2 6.3 4.2
何回前に出たか 4 4 13 7 4 7 1

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